【ゴルフスイングの作り方（手順）】

第４回「クラブと芝のサンドウィッチ？！ ～ボールの圧縮～」

 

こんにちは！

スーパースピードゴルフ（『スパスピ』）正規輸入販売代理店、

レッスンプロのヒロです！

新しく始まりました、

【ゴルフスイングの作り方（手順）】レッスン！

２年間アメリカでゴルフの勉強をしてきた知識、経験を活かして、

情報を発信していこう！と思い、始めたこの企画、

第１回は『グリップ』、

第２回は『左右の腕、それぞれの役割について』、

そして、

第３回は『ベーシック・モーション』でした！

『ベーシック・モーション』とは、

”（ボール前後）６０ｃｍから６０ｃｍの大きさのスイング”でしたね。

ドライバーを打つときのような大きなフルスイングでも、

グリーンを狙う時のアプローチショットの小さなスイングでも、

ボール前後の６０ｃｍから６０ｃｍのクラブヘッドの動きは

どれも同じです。

ですので、

『ベーシック・モーション』が上達するほど、

大きなフルスイングをしたときのボールのとらえ方も良くなるし、

そのままアプローチに使える！ということでした！

実際に、練習場でお試しになられましたか？！

「あっ、この練習してたら、アプローチがシンプルに打てるようになるかも！！」

「ドライバーばかり打ち続けているより、この練習をした方が、

　ミート率があがるのでは？！」

などと思えたら、いい練習ができている証拠です！

今日は、

『ベーシック・モーション』練習時のポイントをひとつ追加します！

「ボールを飛ばす方向」・「フェース面の向き」・「クラブヘッドの動く方向」

の３つを意識します。

ボールを飛ばす方向（＝飛球方向の線）に対して、

クラブヘッドが、飛球方向の線に沿ってまっすぐに動き、

フェース面はその線と直角になると、ボールは狙った方向にまっすぐに飛びます。

それはまた、

ボールに横回転がかからず、一番効率の良いボールへの力の伝達となります。

＝飛びます！

クラブヘッドが飛球方向の線にまっすぐ動くとして、その方向に対して、

　１）フェース面が右を向く　⇒スライス回転

　２）フェース面が左を向く　⇒フック回転

となります。

※ボールの飛び出す方向は、インパクト（＝ボールをとらえるところ）の

　フェース面なので、

　１）は、目標よりも右に飛び出してから右に曲がる球筋

　２）は、目標よりも左に飛び出してから左に曲がる球筋

となります。

いずれの場合も、ボールに横回転がかかってしまいます。

英語で、

“The line of Compression” という用語があります。

「ボールを圧縮する線」という意味ですが、

これは、飛球方向の線に対する、

ボールをとらえるときのクラブヘッドの動きと、

フェース面の向きの関係性、の線の方向についての用語で、

繰り返しになりますが、

ボールを飛ばす方向（＝飛球方向の線）に対して、

クラブヘッドが、飛球方向の線に沿ってまっすぐに動き、

フェース面はその線と直角になると、ボールは狙った方向にまっすぐに飛び、

このようなボールのとらえ方は、ボールを圧縮し、ボールへのエネルギー伝達が

最大となります。

※ボール表面を反発係数の大きなものに替えて飛ばす、

　飛び系ボールぼ飛びはまた別のテーマで、

　ここではあくまでも、インパクト（ボールのとらえ方）を

　良くして飛ばす、という視点で述べております。

アメリカではよく、地面から打つアイアンショットで、

「クラブフェースと芝でボールをサンドする」という言い方もします。

ボールをとらえるときに、クラブフェースと芝でボールを挟む、という意味です。

日本では、

「ボールをつぶす」という表現がされますよね。

「クラブフェースと芝でボールをサンドする」、

また「ボールをつぶす」ためには、

飛球方向の線に対して、

クラブヘッドがまっすぐ動き、

かつ、クラブフェース面の向きがその線に対して直角でボールをとらえる、

ことが、条件になります。

これが、”The line of Compression”です。

文章にすると、思いのほか表現が難しかったです・・・(笑)

簡単に言うと、

「基本は、クラブヘッドの動く方向に対して、フェース面の向きを直角にしよう！」

ということです！

フルショットの前に、

ぜひ『ベーシック・モーション』で

“The line of Compression” を意識して

練習してみてください！

 

＜編集後記＞

“The line of Compression” のために、

グリップ、左右の手の力のかけ方、左右の腕の動き・役割、

などがあります。

ぜひここで、

これまでの第１・２・３回のブログ記事を

見返してみてください＾＾

理解が深まるかもしれません！

それでは、また次回お会いしましょう！

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