【ゴルフスイングの作り方(手順)】第10回「タイガー・ウッズが世界一の理由・・・パッティングのお話」
【ゴルフスイングの作り方(手順)】
第10回「タイガー・ウッズが世界一の理由・・・パッティングのお話」
こんにちは!
スーパースピードゴルフ(『スパスピ』)正規輸入販売代理店、
レッスンプロのヒロです!
2年間アメリカでゴルフの勉強をしてきた知識、経験を活かして、
アメリカで定番のゴルフ理論を発信しているこの企画、
【ゴルフスイングの作り方(手順)】レッスン、
本日は、第10回です!
テーマは、
『パッティング』
です!
日本のレッスンでは、
今までクラブを持ったことのない方がゴルフを始めるとき、
最初に使うクラブは7番アイアンが多いですね。
(僕は絶対に7番からは始めませんが。。。)
アメリカのレッスンでは、
まず、パッティングから始めます。
日米のゴルフのスタートの違いは、
ゴルフ環境の相違という影響も大きいのかもしれません。
アメリカでは、パブリックコースの練習グリーンは、
公園のように、コースでプレーしない人でも
無料で使用できます。
夕方や休日は、家族連れが仲良く遊んでいる光景が広がります。
アメリカ在住時は、無料ということもあって、
最高9時間パッティンググリーンで練習したこともありました(笑)
ゴルフというゲームは、
ホール(=穴)にボールを入れるものですので、
自分の飛ばしたい距離・方向を決めて、
いかにそこへボールを運ぶかが大切です。
それがゲームの本質であれば、
一番当てやすく、大きな力も必要のない『パター』は
見た目の距離とインパクトの力の大きさを合わせていく、
そのためにパターの芯でボールをとらえる、
ボールを当てるときのフェース面の向きが
ボールの転がっていく方向に大きく影響する、
など、多くのことがわかります。
しかも、当てやすいので、ゴルフに対する苦手意識も大きくなりません(笑)
【今日のポイント!!】
「なぜ突然パター?!」
とお感じになられた方もいらっしゃるかもしれません!
いや、
このメルマガをご覧いただいているコアなゴルファーさまなら
ピンときたかもしれません!!
あっ、といいいますか、
全てのレッスンの内容を覚えていらっしゃる方は
「前にも同じこと言ってたよ!」
って思われるかもしれませんが!
そう、
パッティングは
『ベーシック・モーション』で打ちます!!
第3回のレッスンメールで次のようにご紹介しました、
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
『ベーシック・モーション』の使用クラブは、
ウェッジか9番アイアン、
また、パターでもトライしてみてください!
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
そう、
パッティングは
『ベーシック・モーション』で打ちます!!
(2回同じことを言いました(笑))
特に初心者の方で、右利き右打ちの方は、
右手の力だけでボールを打とうとしてしまうので、
右手~右腕全体が力んでしまって、
右手首だけを動かしてボールに当ててしまっているエラーが
多くみられます。
僕のラウンドレッスンは、
初心者の方が多くいらっしゃるのですが、
ラウンド前に、長めに時間を使って、練習グリーンで
パッティングレッスンをします。
そこで、ボールのとらえ方を良くしてから、
スタートホールへ向かいます。
特に、初心者の方は、緊張もあるので、
右手~右肩までの関節がガチガチに固まってしまっていますが、
それをほぐしてボールを簡単にとらえるレッスンをしますので、
コースに出てから、割とボールに当たります!
よく聞くレッスンで、
パッティングは手~腕を固めて体幹で打つ、というものがありますが、
それを意識されてか、中級者以上の方でも、
右肘を固めてしまっているがゆえに、右手首だけが(無意識に)動いてしまって
右手先でボールを打ってしまっている方もいらっしゃいます。
これでは、距離感も方向性も両方ともに合いません。
手~腕は、使わないように固めるのではなく、
積極的に意識して、使って、「教育」をしていかなくてはなりません!
これを英語で、
「Hands Education」といいます。
この「Hands Education」を世界一やってきた選手が、
タイガー・ウッズと言われています!
だからこそ、
事故で下半身があのような状態になってしまった後でも、
マスターズで復活できたのではないかと思います。
ぜひ、パッティングでも、
『ベーシック・モーション』を意識して、
練習してみてください!
右肘は、柔らかく使います。
パッティングは、大きな力は必要としませんので、
ボールをとらえた後に、右肘を真っすぐに伸ばしきることはしませんが、
バックスイングでは、右肘は固めずに、
とにかく柔らかく少し曲げていく意識で、
やってみてください!
右肘を柔らかく使うだけで、不思議と、
ロングパットの距離感が簡単に合う!
とか、
ショートパットの成功率が上がる!
という効果を得られると思います!
それでは、また次回の配信でお会いしましょう!
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